こんばんは!
最近鳥の鳴き声がとても可愛いですね。
高原の避暑地にでも居るような鳴き声で、
思わず耳を傾けます。
姿は見つけられないのですが、きっと可愛いのでしょうね。
この季節、人間にもお散歩したくなるような陽気ですが、
鳥にとっても嬉しい季節なんだなあと
思い耽ります。
さて、
今日は、ワインについてお伝えする日です。
ちょうど今、ワインについてブラッシュアップしているので、
その中で面白いなと思っているお話をしますね。
まず、ワインと言えば、どこを思い出されますか?
あまり興味がない方も
ボルドー、とか
ブルゴーニュなどは
聞いたことがあるのではないかと思います。
なぜだと思いますか?
それは、その地方のワイン(どちらもフランスです)はどちらも
美味しさ、飲む楽しさについて、はるか昔から競われてきた銘醸地だからです。
はるか昔ってどのくらい昔なのか?
ブルゴーニュワインは、10世紀ごろから修道士さんたちによって、発展していきました。
そして、17世紀にルイ15世の主治医だった先生が、ブルゴーニュの古いワインを処方したことから、
宮廷にブルゴーニュワインのブームが起こります。
修道士さんは、誰よりも大切な「神様」に捧げる飲み物を
造っていたということになります。
なので、とても優れた飲み物だったということがわかります。
そして、その後は王室に献上、王室御用達だったのです。
もう世界一くらいの飲み物だったということがわかりますね。
対して、ボルドーワインは、11世紀くらいに
ボルドー地方のお姫様がイギリスの国王に嫁いだことから
ボルドー地方一帯が英国領になり、
イギリス向けに輸出が盛んになりました。
国王に献上するワインですから、やはりこちらも王室御用達。
その品質は向上し、
経済的に大いに発展したことがわかりますね。
その後も北欧やロシアなどにも輸出されるようになり、
ますます経済的な発展を遂げました。
紆余曲折はありますが、
今もその伝統が続いています。
価格は、まだ上がり続けています。
ヨーロッパは、古いものを大切にします。
ワインも然りなのではないでしょうか。
今や世界中が開拓されて、美味しいワインがあちらこちらで今も造られています。
日本でも。
でも、この2つの銘醸ワインほどの美味しさに勝てるワインはそう多くないと思います。
美味しいワインは色々とありますが、
複雑味を思うと、やはり勝てるものではありません。
詳しくはまたにしますが、
価格が高ければ高いほど、複雑な、酔いしれるワインを味わえます。
酔うのは、どんなお酒でも酔えますが、
「酔いしれる」とは、「虜になる」に近い意味です。
いわゆるワインラヴァーというものが生まれるのがよく分かります。
今日のワインのお話、いかがでしたか?
ご興味少し感じたという方がいらっしゃれば、とても嬉しいです。
また次の火曜日は、
その銘醸フランスワインがアメリカワインに敗れた話をお伝えしますね。
こちらで開催しているお料理レッスンでは、
ワインをお料理に合わせて、ご提供しています。私は、ワインも一期一会と感じております。なので、飲んでいただくワインについて深掘りしていく時間もございます。そんな、小さなワインセミナーをレッスン時間中に開催しております。
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