こんばんは!
今日は、朝から失敗作とにらめっこ。
にらめっこから始まった、春分の日でした。
YouTubeに投稿しようと撮影していたのです。
まあ、本来の雑な性格のワタシのことですから、
失敗そのものはそんなに珍しくありませんが、
あまりに簡単な工程の失敗だったので、
ショックが大きいです😅
失敗は成功の母と言いますね。
本当にその通りだと思いますと、書いていても納得です。
なぜなら、次の失敗率が低くなるからです。
思えば、ワタシの修行時代の失敗の数々は
目も当てられないほどの数でした。
何もかも失敗するということもしでかしました。
そうですね、コルドン・ブルー時代のことです。
焼いていた魚がワタシだけぐしゃぐしゃに崩れていたこともあります。
鍋やオーブンに入れた食材を焦がしたりは日常茶飯事。
味も決まらず、
先生にわざわざ無視されたことも数知れずでした。
本当に、どん底のことがあったのです。
でも、不思議なことにワタシは負けなくて、
血液型はO型なのですが、
翌日にはケロッとしていて、
また孤軍奮闘です。
食材買ってきて練習していました。
もちろん、先生(シェフ)からのダメ出しもらった時は、
食欲もなく、早々に泣きながら寝ることもありました。
でも、次の日にはケロッと。
それが今につながっているのかなーと思います。
レッスン時のワタシを見ている方には、
意外なお話かも知れないですね。
一通りの失敗を全部して、
悔しい思いを散々して、
コルドン・ブルーで一番になりたい!という、
自分との約束を果たすことが目標で、
目標に向かっていたのです。
そう、今のワタシは、
まさに成功の母状態なんです。
と、今朝の失敗を棚に上げていますが、
失敗は、時間や食材やそれにかけた金額が無駄になるという悔しさはありますね。
今朝の失敗の悔しさはそこです。
失敗って、恥ずかしいとか、無駄になったとか、その感情がややこしいのですが、
でもまたやり直せばいいのですね。
以前、パリの3つ星のresutrant KeiのKeiさんが
まだ3つ星でない時のインタビューで語っていたのですが、
「機械になって作業しています」と。
どういうことかというと、
忙しいレストラン内では、怒号が飛んだり、
面倒くさい作業や、手の込んだ仕事、それでも究極に急がないといけない作業で気持ちが焦ったり荒んだりしがちです。
機械となって仕事するということは、感情を持たないということです。
ただ、何も思わずにさっさと手を動かすことのみ。
それが大切ということを書いておられました。
なるほどーと思います。
それを毎日毎日繰り返されて、
そして、お客さまを魅了するシェフになっていったのですね。
ですので、
ワタシも皆様も
いざ頑張る場面があるのに、
「なんでこんなことしなくちゃいけないの?」と思うことがあっても、
気持ちを人間ではなく、機械に切り替えて、
乗り越えていけば、
報われることになるのかも知れないですね。
特に、お料理って面倒だったり、
失敗してやり直さないといけなかったりという、
理不尽な場面に出くわすことがありがちなのですが、
そんな風にした暁に、
食べてくれる方々の
素敵な笑顔にまた頑張ろうという、
モチベーションが生まれることと思います。
お料理って、作って提供するだけではない、人生の師みたいなところもあるんですねー。
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