昨日の投稿、「母の日の娘からのプレゼントと昔の食生活の思い出」には
たくさんの反響と、「感動しました、ジーンと胸が熱くなりました」などのコメントをいただきました。
私もなんだか懐かしくて、当時のことを思い出し、
そういえば毎日お客様に出すような気持ちを込めて、家族に食事を作っていたなあと、当時の頑張り(いや、頑張っていなくて自然体だった)を振り返っていました。
1人でも多く、今の私のように昔を懐かしんでいただける方を増やしたい、そんな思いでいます。
毎日の食事って、大変です。私も、手抜きしたこともあります。
でも、大変なことに取り組むのは、親の愛情の証だと思って取り組んでいました。
私はその証を料理で子供に伝えたかった。
大変じゃないことをやるのは、簡単で楽ですが、人の心を動かせません。
毎日、食卓を囲んで、学校の話、親の仕事の話、その日のご飯についての話に花を咲かせる時間って、お母さんの作った料理でリラックスした状態でできるものかと思います。
「そんなにいいことばかりじゃない」
そう思われますか?
確かにそう。子供達やご主人様が機嫌が悪くて、味わっているのかいないのか、わからない時だって多々あるし、違うものが食べたいと言われたり。
でも、
お母さんは手を動かすのをやめないんです。
例えば、地球はどんな時も自転をやめません。
自転をやめないことで、朝が来る、夜が来る、季節が変わって、夏になり、冬になる。
地球の自転を意識して生きている人なんているでしょうか?
私は、自分をそんなことに例えて家事をしていました。
見られていないとか、機嫌が悪いとか、興味を持ってくれないとか、そんなこと、気に留めず、
ひたすら家事にお料理作り。自分の仕事をこなす。
教室に通って、自分の腕を磨く。
週末だけおうちレストランを開店する。
そんな楽しみも共有して。
長いスパンでそんな暮らしをしなくてはなりませんが、
子供の独立や自立、そんな機会に
親のありがたみをひしと感じる、そんな循環でいいのです。
だから、年に一度だけ、母の日があり、父の日がある。
それを繰り返して、自分の親を自慢に思うようになる。
昨日の投稿でも申し上げましたが、
やったことは必ず返ってきます。
ブーメラン、のようだと思っています。
私なんか、まだまだ。
もっと頑張っておられる方が多々いらっしゃいます。
きっとその方の喜びは私をはるかに超えるでしょう。
応援しています!
お料理頑張りたい!そんな方がいらしたら、ぜひご一緒したいです。
でも、今月中はお料理レッスン、無理ですよね。
なので、最近、YouTubeで動画を撮ってご覧頂いたり、(無料です)
6月からはオンラインレッスンもさせて頂くことになっています。(有料です)
こんな料理を作りたい!そんなリクエストがありましたら、
ぜひご連絡ください。
皆様とお会いできるレッスンではぜひ、そんな子育てや家族の話題も取り混ぜて、交流しましょうね。
そう、熱く語っていたら、昨日撮った、料理動画のご紹介をすっかり忘れていました。
「サバ缶のパスタパエリア、トマトとスパイスの風味」

パスタパエリア、「フェデワ」とも言います。 ほんのりスパイシーさがコクとなって、味に奥行きが出ます。
パリパリっとした歯ごたえの場所と、トマトピューレでクタクタになった場所があり、それぞれの味を楽しめます。
材料をお家にストックしておいたらいつでも取りかかれるのが魅力の作りやすさです。材料を買いに行った時に忘れずに、ワインのご用意を。
飲むのが止まらない、美味しさです。