母の日の娘からのプレゼントと昔の食生活の思い出

先週の今日は「母の日」でしたね。

遅いネタで申し訳ありません。

皆様お一人お一人の「母の日」の一日を伺いたいです。

素敵なプレゼントをもらった

家事を手伝ってくれた

ディナーを作ってくれた

SNSで見た投稿にそんな記事が目立ちました。

皆様もそんな風に過ごされましたか?

私は昨日と今日で、娘から贈られたプレゼントのお菓子を解凍して食べたので、

今頃に伺ってすみません。

私の娘は、徳島に住んでいます。

なので、一緒に過ごすことはできませんでした。

でも、母の日に届くよう、

テリーヌの名店、レザンファンギャテのお菓子を送ってくれました。

私もそのお店のテリーヌの本を持っていて、(それは知らなかったみたいです)

いろんなテリーヌを生み出すのに手伝ってもらいました。

娘は、食べることがとても好きで、

今はまっているのが、お取り寄せ。

グルメに関しては、私が及ばないほどお店をよく知っていて、食べに行ってもいます。

もちろん、いつも私の手料理も楽しみにしてくれています。

ELLE gourmet(エルグルメ)や料理通信を愛読していて、最新の食の情報をいち早くキャッチ。

その情報交換が今の2人の大の楽しみです♡

私は、若い頃から料理好きで、3人目のその娘が1歳くらいの頃から、母に預けて料理教室に通っていました。

私自身、より美味しい食事を作れるようになりたいと思ったのと、子供達に洗練された食生活を身につけさせたいと思ったのです。

当時、最新流行だった、イタリアン、エスニック、フレンチも教えている先生のところへ伺いました。NHKの「きょうの料理」にも出ておられる方でした。

最新流行の料理や、定番の料理をそれは美味しいレシピにされて、

私の家の食生活もとっても洗練されて、とっても美味しい食事になりました。

そんな食事はもちろん週末や記念日だけでしたが、

そんな生活を14年間送っていたのです。(離婚しましたので、その年数は悲しくも短いのですが)

たまに、上2人の男の子を連れて、お父さんが阪神の野球の試合を観に連れて行くことがあって、

そんな時は私と娘でレストランごっこをしたものでした。

テーブルクロスを敷いて、キャンドルを焚いて、

レストランのようにしつらえて、こしらえたフレンチやイタリアンを食べました。

そんなことを覚えているのか、

娘が先日、書いているブログに

「他国の食文化についての理解や憧れはエレガントな母の生き方を見て生まれたものだ。

そういう幸せな食育を暮らしの中でしてくれたことに感謝している。」

娘は今年24歳。

離れて暮らしてからちょうど10年になります。

(詳しくは、「いつもの食材で素敵なお皿に!初心者さま向けトレ・ボンなフランス料理のポイントメール講座」に載せています。)

私のしてきたことなど覚えていないのかと思わされる出来事もたくさんありました。

泣いたことも数知れず。

でも、大人になればなるほど、子供というのは

自分の生い立ちや人生を俯瞰してみたり、

親というものを客観視していくのだなあと思いました。

積み重ねた人生というのは、

ふとした拍子に突きつけられるものなのですね。


これを読んでくださっている皆様の中で、

私が一番年長かと思います。(違っていたらすみません)

今、子育て真っ只中の方に申し上げたいのは、

やったことはそのまま返ってくるということです。

ご安心ください。

ふとした拍子に、お子様の本音を聴ける日が来るのですから。

その日を楽しみに、

家事にお仕事にお料理に励んでください。

そう、上の2人は男の子で社会人で1人で暮らしていますが、

2人とも自炊しています。フーディーではないですが、堅実です。

外食やお弁当は好まないようです。

食生活についても安心して放っています。

心配させないのが何よりの親孝行ですね。

食文化というのは、人間にとって、切っても切れないことです。

それを息子や娘と語れることを嬉しく思います。

長々となってしまいました。

最後までお読み下さり、ありがとうございます。

明日は、今日撮った料理動画を載せますね。

よろしくお願い致します。

それから、オンラインレッスン、

まだ募集中です。

ご検討いただいている方は、

詳細のリンクを今日も載せます。→

こちらもよろしくお願い致します。

投稿者: kumikohirano

<自己紹介> 料理家。家族を喜ばせるフレンチ、スーパーで買える材料で作れるフレンチというコンセプトで活動中。一年ほど前から、より健康的であり、美しくなれるフレンチとして低糖質、薬膳を取り入れた料理教室も開催中。 見た目や味で誰をも魅了するレシピ、また旬を大事にしたレシピ開発に力を注いでいる。 <経歴> 学生時代から、数々の著名なフランス料理教室に通い、行く度ごとにフランス料理の美味しさと奥の深さに感動を覚える。最終的に、パリに本校のある、ル・コルドン・ブルー料理課程を修了し、ディプロムを取得。 10年ほど前に通っていたホテルのワインセミナーにおいて、「料理をワインとともに嗜むと、料理の旨みがさらに増す」ことに驚いたことからワインに傾倒し、2004年にワインエキスパートの資格を取得。その後アカデミー・デュ・ヴァンでの勉強を経て、2015年3月、WSET中級という、世界共通のワイン資格も認定される。

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